技術革新 02

AIの社会への貢献と課題

経済学部 経済学科 准教授 倉田 正充

現代の人工知能(AI)は人間社会にどう貢献しているのでしょうか。あるいは、そこには何らかの弊害も生じているのでしょうか。第3次AIブームにより社会が大きく変容している現在、これらの問いに対する「答え」も日々変化し続けています。開発途上国では、確かにAIを含むデジタル技術により医療や教育、金融などサービスの質が大幅に向上している分野があります。他方で、AIやロボットによる自動化技術により雇用が奪われたり、AIを利用できる人々と利用できない人々の間で格差が拡大するのではないかといった懸念を上げる声も少なくありません。
この講座では、AIが貧困削減をはじめ持続可能な開発目標(SDGs)の様々な目標に対してどのように貢献できるのか、あるいはどのような負の影響を及ぼしうるのかについて、最新の事例や研究を通して学習します。扱うトピックは貧困、農業、環境、医療、教育など多岐にわたります。様々な分野におけるAIの功罪を問うことで、私たち自身の今後の暮らしや社会について考えることを目指します。

※春学期の講座とほぼ同一内容になります。

実施形態

ハイフレックス

定員

対面:40

オンライン:上限なし

秋学期開講日程

第回

10/10(金)18:30~20:00

第回

10/24(金)18:30~20:00

第回

11/7(金)18:30~20:00

第回

11/21(金)18:30~20:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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