社会変革 13

メディアと女性認識

-どこから来て、どこへ行くのか-

ニュースキャスター・ジャーナリスト・椙山女学園大学 国際コミュニケーション学部 客員教授 安藤 優子

「女性が輝く社会」といわれて久しいですが、実際のさまざまな場面(会社や学校その他社会全般)では、女性に対する旧態依然とした「視線」が注がれることが多々あるのが事実です。「女性はオンナらしく」「女性だからこうあるべき」という社会に根づいた「暗黙の規範」は、一方で男性の在り方をも規定し、「らしさの枠組み」に押し込めてきました。本講義は、そうした「らしさ」を求める認識はどこから来たのか、そしてそれはどのように私たちの在り様を規定してきたのかを、共に考え、理解を深め、真の意味での「公平」「平等」は何かという問いに答えようという試みです。私自身、長らくテレビ報道の現場で仕事をしてきた経験をふまえ、「メディア」という現場で何が起きているのかをひとつの例題として提示し、性別役割分業、日本型福祉社会論、女性認識、などについてより具体的に考えて行こうと思っています。

実施形態

対面

定員

50

秋学期開講日程

第1回

9/29(月)17:30~19:00

第2回

10/13(月)17:30~19:00

第3回

10/27(月)17:30~19:00

第4回

11/10(月)17:30~19:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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