社会変革 12

キリスト教教育の現在と希望

-「教育」からキリスト教をひもとく-

基盤教育センター キリスト教人間学領域 助教 松村 康平

日本には多くのキリスト教に関係する教育機関(幼稚園・保育園、小学校、中学校、高等学校、大学など)があります。これらは2000年以上続くキリスト教と深く結びつき、現代においても独創的な観点から教育を通して社会への応答を試みているのです。本講座では、キリスト教と教育の関係を様々な角度からひもときながら、現代におけるキリスト教の意義と可能性を、次の四つのポイントを中心に皆さんとともに考えていきたいと思います。
①キリスト教と教育の現在・②キリスト教の聞き方と伝え方・③キリスト教と教育の関わりの歴史・④イエズス会教育の方法とこれからの教育への提案。これらを通して、様々な実践やその中に通底する教育哲学を丁寧にみていきたいと思います。これまでキリスト教教育に関わってこられた方はもちろん、キリスト教系の学校で学ばれたことのない方も、あるいは現在カトリック系の大学などに興味を持っている高校生の皆さんも、ぜひお気軽にご参加ください。

実施形態

ハイフレックス

定員

対面:40

オンライン:上限なし

秋学期開講日程

第1回

10/7(火)18:30~20:00

第2回

10/14(火)18:30~20:00

第3回

10/21(火)18:30~20:00

第4回

10/28(火)18:30~20:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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