社会変革 10

地球市民の鉄道学

-「身近」から「発想」を得る視点-

理工学部 機能創造理工学科 教授 曄道 佳明

現代社会における科学技術の進展は、劇的で、また急速です。この100年の技術進化、深化の象徴として、私たちにとって身近な存在となった鉄道システムが挙げられます。あまりに身近な存在であり日常生活の足となっている鉄道を、新たな視点で見る機会を設けられればと思います。その複雑で巨大な機械システムには、生きるヒントや社会のダイナミクスを見る視点が詰まっているのです。生きる上でのリスク管理や、自分自身のメンテナンス、そして様々な場面でのマネジメントに対して、この無言の、しかし日々動き続ける機械システムは何かを教えてくれるはずです。何を得られるか?それは私たちの視点次第でもあります。そこから引き出されるヒントは人それぞれ。それぞれの受講者が得るヒントを皆で共有できる場を創ることができればと考えます。(この講座は鉄道工学を探究するものではなく、科学技術から日常へのヒントを引き出す試みとして実施します)

実施形態

対面

定員

40

秋学期開講日程

第1回

12/9(火)18:30~20:00

第2回

12/16(火)18:30~20:00

第3回

1/13(火)18:30~20:00

第4回

1/20(火)18:30~20:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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