社会課題 05

ブラジルから見た世界

-存在感が増すグローバルサウスを考える-

外国語学部 ポルトガル語学科 教授 子安 昭子

今、世界では対立や分断によって不確実性が増しています。そんな国際情勢の中でグローバル・サウスという言葉をよく耳にします。南米ブラジルもグローバル・サウスの国の一つです。昨年2024年はG20首脳会議の議長国として、「飢餓と貧困に対するグローバル・アライアンス」の立ち上げに大きく貢献しました。2025年もBRICS首脳会議やCOP30(気候変動に関する国連枠組条約)などブラジル開催の国際会議が目白押しです。日本との関係では、同じく2025年は国交開始から130年を迎えます。地理的な距離はありますが、日本移民を基礎とする「人と人を介した」関係が日本とブラジルの間には存在します。食糧や天然資源が豊富なブラジルは日本の将来を考える上で重要な国です。この講座を通して、世界の中のブラジルの立ち位置、日本外交にとってブラジルの持つ意味は何かを考える機会になればと考えています。

※春学期の講座とほぼ同一内容になります。

実施形態

対面

定員

40

秋学期開講日程

第1回

10/4(土)14:15~15:45

第2回

10/18(土)14:15~15:45

第3回

11/8(土)14:15~15:45

第4回

11/22(土)14:15~15:45

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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