社会変革 01

潜伏キリシタンから「かくれキリシタン」へ

ー長崎・天草のユネスコ世界文化遺産から探るー

名誉教授 
髙祖 敏明

高校までの歴史の授業で、カトリック系学校の多くを含めて、キリシタン史全体を学ぶことはほとんどありません。
本講座では、①ザビエルによるキリスト教の日本伝来から、1600年前後の隆盛期、②江戸幕府による禁教令発布から、キリシタンの250年以上に及ぶ潜伏期、③1865年の信徒発見から、かくれキリシタンの誕生とその雌伏期、④「長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコ世界文化遺産に登録された(2018年)前後の「かくれキリシタン」の様相の4時期を辿りながら、キリシタン史の概要を学びます。
潜伏キリシタンと「かくれキリシタン」との概念上の相違にも注意を払い、キリシタン版やオラショ、聖画像、マリア観音像などの宗教文化的遺産の事例を、写真を通してですが、具体的に確認して学びを深めたいと考えています。

実施形態

対面

定員

40名

春学期開講日程

第1回

5/13(火)18:30~20:00

第2回

5/20(火)18:30~20:00

第3回

6/3(火)18:30~20:00

第4回

6/10(火)18:30~20:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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