社会変革 05

心を情報処理機構として捉える

ー認知心理学への招待ー

総合人間科学部 心理学科 教授 
日髙 聡太

例えば、誰かに褒めてもらい、嬉しい!と感じたとき、「心」が働いている実感が得られると思います。では、なぜ受け取った言葉が「褒めている」内容と分かったのでしょうか?そもそもなぜ、音や文字のかたまりを言葉として認識できるのでしょうか?私たちが普段の生活の中で当たり前のことだと考えている、見たり、聞いたりすること、そしてその内容を解釈することは、実は心の重要な働きなのです。心理学の専門領域の一つである「認知心理学」では、人の心を情報処理機構として捉え、私たちの周りにある事柄が認識される仕組みを研究しています。
本講座では、そのような私たちの心の情報処理機構としての側面の一端について、様々なデモンストレーションを交えながら紹介し、一緒に考えてみたいと思います。

実施形態

対面

定員

40名

春学期開講日程

第1回

5/13(火)19:00~20:30

第2回

5/27(火)19:00~20:30

第3回

6/10(火)19:00~20:30

第4回

6/24(火)19:00~20:30

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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