社会変革 11

サステナビリティ時代の哲学

ーわたしたちの価値観の持続可能性を問い直すー

基盤教育センター 特任助教 
梅田 孝太

現代のさまざまな技術革新を通じて、わたしたちは歴史のターニングポイントに立たされています。これまでのわたしたちの営みをかたちづくってきたもののなかからサステナブルなものを選び出し、そうでないものを変えていく必要が生じています。本講座で焦点を当てるのは、こうした時代を生きるわたしたちの価値観のサステナビリティについてです。存在論・認識論・価値哲学(倫理/美学)・政治哲学の四つの領域で、わたしたちの価値観がサステナブルなものになっているかどうか、そうでないならばどう変えていくのがよいかを考察します。理解を深めるための材料としてニーチェやデリダといった「現代」を切り開いた思想家たちのアイディアについてレクチャーを行うだけでなく、受講生同士で対話し、問いかけ、内省する機会をつくることで、多様な視点から現代という時代について理解を深めます。

実施形態

対面

定員

40名

春学期開講日程

第1回

5/20(火)18:30~20:00

第2回

6/3(火)18:30~20:00

第3回

6/17(火)18:30~20:00

第4回

7/1(火)18:30~20:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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