社会変革 07

社会を変えるための社会政策入門

総合人間科学部 社会福祉学科 准教授 
平野 寛弥

本講座では、社会政策や社会福祉がもつ「社会変革」の側面に焦点を当てます。本来、社会福祉や社会政策が目指しているのは、ただ問題を解決することにとどまらず、そもそも問題が生み出されることのない社会を作り上げることです。でも、どうしたらそんなことができるのでしょうか。
それを考える導きの糸となるのが、「シティズンシップ」です。シティズンシップとは、社会を構成する一員(市民)としてのひとのあり方のことを指します。私たちは皆この社会の一員である以上、社会で起こる様々な出来事や現象、その積み重ねとして作られる社会そのものに当事者として関わっています。だからこそ、私たちは同じ社会の一員として何ができるのか、どう振る舞うべきなのか、そして社会にどんなインパクトを与えられるのかを学び、理解することは、より良い社会を目指して歩みを進めていくうえで大きな助けとなるはずです。社会福祉や社会政策をより深く学びたい方、現代社会における市民としてのあり方に関心のある方の受講をお待ちしています。

実施形態

ハイフレックス

定員

対面:40名

オンライン:上限なし

春学期開講日程

第1回

5/13(火)18:30~20:00

第2回

5/27(火)18:30~20:00

第3回

6/10(火)18:30~20:00

第4回

6/24(火)18:30~20:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

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