技術革新 03

我々の世界を構成しているもの

ー光と電子の旅ー

理工学部 機能創造理工学科 教授 
江馬 一弘

我々は環境問題やエネルギー問題など多くの社会課題を抱えています。これらの課題を社会科学の立場だけでなく、自然科学の立場からも考えるきっかけを与えるため、そもそも我々の世界は大元を辿ったら何からできているのか、という問いを本講座の中心に置きます。地球も人間も、原子・分子からできています。そして、すべての生命活動は原子・分子の組み換えであって、その過程で中心的な働きをしているのは光と電子です。また、原子力以外のエネルギーは、源流をたどると、すべて太陽光のエネルギー、すなわち光から得られています。
本講座では、光と電子がどのような形で我々の世界を構成しているかを講義します。専門的な知識は必要なく、数式や化学式などは殆ど使わずに説明するため、理系でなくても大丈夫です。光と電子の旅を通して、宇宙・地球・生命・エネルギー・環境などを広い視点から捉えていきたいと考えています。

実施形態

対面

定員

35名

春学期開講日程

第1回

5/22(木)18:30~20:00

第2回

6/5(木)18:30~20:00

第3回

6/19(木)18:30~20:00

第4回

7/3(木)18:30~20:00

開講講座

社会課題

現在、社会は環境、分断、教育、貧困など、様々な課題を抱えています。実際に社会で今、何が起こっているのか、持続可能な社会を構築するために私たちは何ができるのかを考えます。講義ではSDGs、気候変動、エネルギー、難民問題、平和、などをテーマとして扱います。

社会変革

現代社会では、これまで培われてきた慣習や価値観、構造などが急速に変化しています。そのような時代における自らの生き方・働き方、社会をデザインすることについて考えます。講義では生き方、働き方、倫理、人権、哲学、仕事の在り方などをテーマとして扱います。

お申し込み
はこちら