グローバルサウスのブラジル
-政治・外交・対日関係の観点から-
2026.01.11
国連を機能不全と批判し、その国連が主導する気候変動の取り組みにも後ろ向きなトランプ政権の米国とは対照的に、ブラジルは国連などに象徴される多国間主義の重要性を主張します。互いに異なる意見があることを認め、解決策を考える、それがブラジルのいう多国間主義です。世界はますます不確実性が高まりつつあります。対立や分断といったワードが飛び交う中、現実主義の路線で挑むグローバルサウス(途上国・新興国)のブラジルの実相(じっそう)を、政治や国際関係の視点からお話します。昨年(2025年)、国交樹立130周年を迎えた日本との関係についても触れたいと思います。グローバルサウスとの関係を重視する日本外交にとって、100年以上の友好関係の上に成り立つブラジルと今後どう付き合っていったらよいのか、皆さんで考えていきましょう。