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毒の魅力-毒から薬へー

2026.01.10

”毒を以て毒を制す”、”毒にも薬にもならない”、”綺麗な花には毒がある” 等、数々の言葉に毒が登場します。我々を取り巻く環境には植物・動物・菌類等に由来する多種多様な毒が存在し、日常生活は毒と共にあると言えるでしょう。我々はこれらを意識的に、または無意識のうちに摂取しながら生きています。毒をただ恐れたり、興味本位に扱うのではなく、確かな科学の目で分析し、その有害作用の発現メカニズムや有用性を理解することにより、生体の不思議さ・命の尊さを毒を介して知ることを本講義の目標とします。また、薬の歴史は人類と毒との関わりの歴史とも考えられ、原始の試行錯誤の経験から現代に至る毒の研究の蓄積が多くの有用な薬の誕生に繋がりました。毒の由来、人間との係わり、薬との関係などを解説し受講者の好奇心を刺激したいと思います。
2025年度秋学期開講の同名講座で取り上げなかった毒について、基礎的事項から紹介する予定です。

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