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持続社会へのトランジションを捉える
-1950~90年代の水俣市を事例として-

2026.01.11

なぜ持続可能な社会への移行が求められても、社会や組織の「仕組み」は容易に変わらないのでしょうか。本講座は、社会システムの「変わりにくい」構造的理由と、変革のプロセス全体を捉える「視点」を学びます。具体的には、「水俣病」をめぐる数十年の社会変革史をケーススタディに用います。この事例は、安定した体制がいかに変化に「抵抗」し(1930-60年代)、最終的に何が「変革の力」となったか(1960-90年代)、その全プロセスを克明に示す点で本テーマに最適です。
この事例を通じて、社会の移行を俯瞰する「構造の視点」の獲得を目指します。しかしそれと同時に、内部で「人生の一貫性」を保とうと生きる人々が、いかに絶妙に交錯し、時に「偶然」に支えられ変革を前進させるか、その「内側からの視点」を獲得することも重要です。「俯瞰」と「微視」、二つの視点を統合し、変革のリアリティを理解することを目指します。
本講座では、講義中に与えられた素材を深く解釈してもらうためのグループワークを行います。受講者の皆さん同士のコミュニケーションを円滑化するために、PCやタブレット(それが困難な場合はスマートフォン)等、インターネットにアクセスできる端末をご持参いただくことを推奨します。
※Wi-Fi環境をご用意します

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